「 ハワイの治安 ? あの日本人が沢山いる常夏のハワイ?いいに決まってるよね。」
一般的にそう思われている方が多いのではないでしょうか。
確かに他のどの旅先よりも日本人が多い土地ではあります。
でもやっぱりハワイも外国。
アメリカであってそこは銃社会でもあるのです。
しかもコロナ禍により失業者が増加しホームレスを街でもよく見かけるようになっています。
10回以上ハワイに行くほど私はハワイが大好きでハワイの魅力をたくさん知っているつもりです。
でも、それと同時に日本人の危機管理の甘さや予備知識の無さによって犯罪に巻きこまれることがあるのも知っています。
ほとんどのことが知っていれば予防できる事です。
必要以上に怖がるのもどうかとは思うのですが、やはり旅行前には色々とハワイの事情を知っておいた方が絶対にいいです。
しなくてもいい経験をしない為にも。
この記事を読んで、できる予防と対策をしっかりとして、皆さんにもハワイではぜひ楽しい思い出を作ってきてほしいと心から願っています。
カイラ•kyla
渡ハワイ10回以上!独身時代にハワイにどハマり。今では家族でハワイに行くのを人生の楽しみにしている男の子3人を育てる母。とにかく旅行が大好きです。
ハワイ旅行をより楽しく快適に過ごす術をお伝えしたいです!
ハワイは治安が良いわけではない
ハワイは世界有数の観光地。ということは観光客もとても多い。
犯罪発生率は日本と比べて約4倍。
観光客が多いという事は、その観光客をターゲットにした悪い人もかなりいて、実は犯罪がひんぱんに起こっているという事実があります。
観光客相手でなくても現地の人同士の抗争があったり人の命にかかわる凶悪事件も日本の20倍以上の割合で起こったりしています。
びっくりですよね。
しかも、日本人がその犯罪に巻き込まれる事もままあるわけです。
でも、ハワイは観光で成り立っている土地。
そういうネガティブな事が大々的に報道されると困るのはきっとハワイ側だけじゃない…。
日本の観光業界におけるハワイの割合は決して小さくはないので、もしハワイのイメージがダウンして観光で訪れる人が減ってしまったら日本の企業にも大ダメージです。
そんな双方の利害が一致してなのかどうかは分かりませんが、不利益を及ぼすような事件はなかなかメディアでは大々的に報道されていません。
あえて調べたりしない限り悪い情報は耳にしないという事になるんです。
なので渡航前には外務省による海外安全ホームページを確認し、ハワイの情勢を知ることも大切です。
FBIによれば、2021年中のハワイ州における凶悪犯罪,財産犯罪の発生総数は50,058件であり、前年とくらべて4,672件増えています。
内訳を見ると、財産犯罪(窃盗等)が35,378件で、前年比2,648件の増加。
2021年のハワイ州における犯罪件数の内訳は以下のとおりです。
・殺人:8件
・レイプ:646件
・強盗・侵入盗:4,197件
・暴行・傷害:10,707件
・車両盗: 4,286件
◎米国連邦捜査局(FBI):Crime Data Explore
https://cde.ucr.cjis.gov/LATEST/webapp/#/pages/home
一部ですが、このようなことが海外安全ホームページに記載されていました。
やはりコロナ禍により犯罪件数が増えているようです。
私たちがハワイに渡航する際はその犯罪に巻き込まれないようにするためにも対策が必要です。
防犯対策をしよう!
ハワイといえどもここは外国なのだ、と油断せずにしっかりと防犯対策する事がとても大事です。
やはり事実、日本人は平和ボケしてるところもあるし金目のものを持ってるし年配の方は多額の現金を持ち歩いてる事も多いしで狙われやすい。
置き引きや引ったくりなんかはもちろん、鍵を閉めたはずのホテルの部屋に入られてスーツケースごと持っていかれたりしてしまいます。
こういう金目のものが絡んだ犯罪に巻き込まれないようにするには、これしかありません。
金目のものを持っていかない。持ち歩かない。
これに限ります。
ハワイはホームレスが多いと言いましたが、その日を暮していくのも必死な人たちから見て、浮かれた観光客はきっと目に余るものがあると思います。
いかにもお金持っていますよという格好で歩いてると、みずからホイホイ餌をまいて歩いてるようなものなのです。
おしゃれしたい気持ちはとても分かるのですが、なるべく高価なものは身につけず、下手に刺激をしない事も大事です。
高額な買い物した時はその後色々と寄り道をせずにホテルに直行した方が身の為。
なので高いものを買う時はなるべくお買い物の最後に買いましょう。
ホテルでも安心せずに高価なものは部屋のセーフティーボックスに必ずしまう。
セーフティーボックスに入らないものはスーツケースに入れ鍵を閉めて、できる事なら自転車のワイヤーの鍵などでどこかにつないでおくと良いです。
「そこまでしなきゃいけないのか?」
と思うかもしれないですが、そこまでしないと盗られる時は盗られてしまうのです。
ホテルのランクや人によっては清掃員が窃盗を働くということもなきにしもあらずだからです。
もっというと、運が悪ければそこまでしてももっていかれてしまう事だってあります。
ホテルの部屋の金庫を破られたという話も聞いたことがあります。
その時は、もはや仕方がない。命があって良かった。
と思うしかないのですが、せめて日本からハワイへと来る時に、二度と手に入れられないような貴重なもの、大事なものはそもそも持って来ないようにして下さい。
ちなみに、ハワイの免税店、DFSギャラリアの3階で購入したものに関してはその場では持ち帰れず、帰国する便に乗る直前に搭乗口付近で受け取ることになるので防犯の面ではとても有効なお買い物だと思います。
しかもDFSで購入したものについてハワイの中で最安値保証をしているようで、もし滞在中に同じ品が他の店舗でより安く売られているのを見つけてもそれを写真に撮るなどして証明出来れば差額を返金してもらえるそうです。
免税というだけでもあり難いのにこんな保証をしてくれていると、安心してお買物ができますよね。
バッグや携帯の管理を常におこたらない
私も経験しましたが、置き引きが一番身近な犯罪と言えます。
日本のように荷物を場所取りにとりあえず置いておくなんてことはもちろんしてはいけません。
戻ったら確実に荷物はないと思ってください。
自分が座っていても気を許してしまうとテーブルにある荷物は通りすがりにサッと持って行かれてしまいます。
なのでテーブルにスマホを置いておくのもダメですし、バッグを椅子にかけておくのも危険です。
バッグは膝の上に置いて、スマホも使用していない時はそのバッグの中にしまっておきましょう。
そのバッグ自体も口が開きっぱなしのタイプは危険です。
なるべくジッパーで口が完全に閉まるタイプのバッグが良いです。
日本人男性がしがちですが、ズボンのポケットにお財布やスマホを入れての移動は危険すぎます。
スリの格好のエサすぎなのです。
スられても気付けるとか、すぐに追いかけて捕まえられる自信があるとか、そういう気持ちがあるなら問いたいです。
現地の土地勘がある身軽な若いスリが、全力で走って逃げても、本当に追いついてとっ捕まえられますか?
そしてその彼はその日を必死で生きているかもしれません。多少の犠牲を払うこともいとわないかもしれません。
自分の生活のために相手を殴ることや、銃を使うことをためらわないかもしれないのです。
そんな相手だとしても、本当にとっ捕まえて荷物を取り戻すことができますか?
まずはスリの標的にならないために対策を取る。それでももしひったくりやスリにあったらムダ追いはせず冷静な対処をするようにしましょう。
冷静な対処とは、警察に行って盗難届を提出し、盗られた荷物によっては保険会社やクレジットカード会社に連絡をすることです。
なので保険には必ず入っておくようにしましょう。
夜は1人で出歩かない・人気(ひとけ)のない所に行かない
防犯の観点で、日が暮れてから女性だけで出歩いたり男性でもひとりで出歩くのは極力避けた方が良いです。
夜になるとメインストリートのカラカウア通りの一本裏手のクヒオ通りなどでは、いわゆるコールガールが立っていたり、ギャングと呼ばれるような人達がたむろしていることもあります。
夜に行きたいバーやクラブなどもあると思いますが、行くならなるべく大勢で。
それが無理ならせめて人通りのある時間帯のカラカウア通り沿いのお店か、ビーチフロントのホテルの中にあるバーや、泊まっているホテル内のバーなどで過ごすのが賢明です。
ハワイで観光客が巻き込まれた事件を調べてみると、ほとんどが陽が沈んでから起きています。
昼間は人通りの多い道や観光客であふれているビーチですら、夜になるといっきに危険地帯と化します。
夜はとにかく不必要に出歩かないこと。
せっかく癒されに楽しみにハワイに行っているのに犯罪に巻き込まれて帰る事になったら(帰れればよいですが)テンションがた落ちになってしまいます。
できる対策は全部しておく。
それでもし何もなければ対策し損ではなく、何もなくて《ラッキー》だったと思うようにしましょう。
公衆トイレはできるだけ使わない
公園などにある公衆トイレは実は非常に危険。
以前にウォールアートで有名なカカアコにある公園の公衆トイレで日中にも関わらず日本人の夫婦が襲われるという事件が起こりました。
4人組の若い男性たちに旦那様の方がトイレに入るなり襲われたようで、骨が歪むほど、歯が根本から折られるほど殴られ、頭や顔もナイフで切られてしまいました。
心配して見に行った奥様も後ろからはがいじめにされ首元をナイフで切りつけられてしまいました。
このような事件が起こってしまうハワイ。
公園にはドラッグを常習している人たちがたむろしていたり、ホームレスも多いです。
金品目的で襲ってくるというだけではなく、特に理由もなく襲われてしまうこともあるのです。
本当に恐ろしい。
なのでできるだけ公衆トイレは使用せず、近くのホテルやショッピングセンター等の施設のトイレを使うようにしましょう。
どうしても公衆トイレを使用するなら、少しトイレの様子を外から観察し、利用者が何人か何事もなく使用し戻ってきていることを確認してからにしましょう。
滅多に人が利用しないような場所はオススメできません。
でもなるべく日頃から、施設内にいるときはトイレをここで済ましておこうと心がけておくのも大事です。
特に小さなお子さんがいるご家族は心がけて欲しいです。
そして、どんな時でも絶対に子供1人でトイレに行かせないこと。
トイレの中で1人で来た子供を狙って待ち伏せしているような最低な大人もいるのが事実。
トイレの外で待っているから行っておいでと送り出しても、トイレの中で待ち伏せをされていたら大人は悪い人がいるとは気付けません。
必ず大人が一緒にトイレの中までついていくようにしましょう。
もちろん大人もできれば1人で行くより何人かで。
一緒に行く人がいないなら、他の方が利用するタイミングであたかも連れのように後ろにくっついて一緒にトイレに向かいましょう。
レンタカーをする際は要注意
ある方から少し前にこんな怖い話を聞きました。
家族でお買物に訪れたアラモアナにあるあの巨大なウォルマートの駐車場で、地元の夫婦と思われる2人がまさに強盗に銃を突きつけられているところを目撃されたそうです。
広い駐車場の人目のつかない奥の方だったようで、その方はたまたま車で横を通過しその現場を目撃したものの、小さな子供も車に乗っているし恐怖でどうしたらよいか分からず、ひたすら逃げるしかなかったと。
その後どなたかが通報し、すぐにパトカーのサイレンが鳴り響いていたみたいですが、こんな場面に遭遇したら私もきっと逃げる事しか出来ないと思います。
助けてあげたいけど銃を持っている人に向かっていく勇気はない…
通報するとか、店員さんに伝えるとか、離れた場所からその方面に向かう人に危険だと呼びかけるくらいしか出来ないと思います。
その夫婦が自分にならない為にも改めて駐車する車の位置は多少待ってでもなるべく人目のつく明るい位置に止めようと心に誓いました。
皆さんも駐車場に止める際はなるべく奥の人気のないところには止めないように気をつけましょう。
そして車を離れる際は見えるところに荷物は絶対に置いておかない。
車上荒らしの格好のエサです。
車から離れる直前に見えないところに隠すというのも良くないです。その一部始終を見られていたら、わざわざ大事なものがあるよと教えているようなものだからです。
レンタカーをする時の車種にも気をつけるべきです。
派手なスポーツカーやオープンカー、高そうな車はいかにも羽振りのいい観光客感が出過ぎます。
みずから犯罪者にアピールして走っているようなものなのでなるべく普通な、ありがちな、街に溶け込むような車を借りた方がいいです。
もちろんレンタカーをする際は各種保険にしっかりと入っておきましょう。
ただでさえ慣れない土地、慣れないルール、慣れない車だったりで普段より事故や不測の事態が起こる可能性が高いので、本当に保険を使う事になるかもしれません。
こちらにハワイでのレンタカーのお得な借り方や注意点など詳しく解説しているのでぜひご参考に!↓
観光客相手の詐欺に気をつけよう
ハワイでは白昼堂々と詐欺まがいの行為が行われているのをよく目にします。
それの代表格は、観光客が多く行きかうカラカウア通りでカラフルなオウムを連れたおじさんがニコニコしながら観光客の肩にそのオウムを乗せてくるというもの。
こちらがお願いせずとも勝手に乗っけてきます。
なので観光客はハワイの優しいおじさんのサービスか何かだと思い写真を撮ってしまったりするんです。
するとすかさずお金を要求してきます。そこにはニコニコしていたさっきのおじさんはもういません。本気の目つきで金銭を要求してくる詐欺師がいるのです。
なので、街中でそのような人に声をかけられたり鳥を肩に乗っけられそうになったらキッパリと「 NO ! 」と言いましょう。それでもしつこくされたら、もう無視です。その場を立ち去ればいいのです。
同じような詐欺で、綺麗な《レイ》と呼ばれる花の首飾りを勝手にかけてくるバージョンもあります。
これまたこっちがお願いせずとも向こうから勝手に掛けてきて金銭を要求されます。
チャリティーだと言ってくる場合もありますが、どこのなんぞやのチャリティー?って感じなので、やはりこれもキッパリと断り、その場を立ち去ることです。
もしも変な人に出くわしてしまったら
街中やビーチ、公園やショッピングセンター。どこだろうと日中だろうと、たまに変な人に出くわしてしまう場合もあります。
ホームレスかもしれないし、ドラッグ中毒者や精神異常者かもしれません。
もしそのような方を見かけたら、絶対に目を合わせないことがまず大事です。
もちろんあえて自分から近づかず、なるべく避けるようなルートを選ぶこと。
どうしても近くを通らなければならない場合は、ひたすら前を見て、視界に入っていませんよとばかりに颯爽と足早に通り過ぎましょう。無の境地です。
相手の存在を認知していると思われないようにします。
もちろん相手にもなるべくこちらの存在を知らしめない方が良いので派手な動きをしてはいけません。
もしそれでも付いてきたり明らかに追いかけてこられたり、身の危険を感じた場合は全力で逃げましょう。
おとりにもなるので、買ったものがあるのならそれは置いて逃げましょう。命には変えられません。
逃げる場所は常に人が多い方へです。
間違っても人通りの少ない薄暗い路地に逃げないでください。
そして躊躇せず周りの人に助けを求めましょう。
もちろん何かあったら911に電話して警察の力を借りてください。
私も何度か変な人に出くわしていますが、今のところ無の境地で逃げ切ってきました。
まずは、目を合わせない事が大事です。自分の存在を、気配を消すのです。
そしてあなたの事を気づいてませんよ感が非常に大事です。
これは本当に覚えておいてほしいです。
保険に入っておく
そして、購入したものが盗られてしまうという不測の事態に備えて旅行保険に入っておくのが絶対におすすめです。
クレジットカードに保険が付帯されている場合もあります。
ただし、クレジットカードの付帯保険はそのカードでフライトチケットやホテルの代金を支払っていないと付帯されない《利用付帯》の場合があったり、利用していなくても旅行中に所持しているだけで自動的に付帯される《自動付帯》がありますが、付帯されていても補償内容が十分ではなかったりするので確認し、不足している部分は別の保険に入って補うという事も必要です。
アメリカは特に治療費などが非常に高いので追加で保険に入るのが賢明です。
旅行先でケガや病気をした場合の治療代はもちろんですが、旅行保険には購入したものが壊れたり窃盗にあった場合に補償してくれるものなどもあります。
早めに入ると割引になったり、リピート割引をしてくれる保険会社もあります。
大体どこもネットから申し込むと割り引かれるのでネットでの契約がオススメです。
保険で助かった私の経験談
犯罪だったのか定かではありませんが、私も初めてのハワイの時に対策しておいて良かったと思う出来事がありました。
当時、今のように日本の携帯を海外で使用するのはかなり高額で現実的ではなく、旅行会社からハワイ滞在中に使用出来る携帯電話をリースしました。
その時に盗難や紛失、故障した際の保険に入っておくかどうかを聞かれました。
ちょっと迷った結果、まぁ一応入っておくか。と軽い気持ちで3000円弱の保険に入りました。
そして、見事に現地で携帯電話をなくし、保険を使う事になったのです。
当時は何かの拍子にカバンから落ちてしまったと思ったのですが、結構慎重に扱っていたはずなので今思うと盗られていたのかもしれません。
どちらにせよ保険が適用になるには交番に行って紛失届や盗難届を出さなければいけないとの事だったので、初めてのハワイで初めて交番に行き、人生で初めて紛失届を出すはめに。
つたない英語でなんとか警察官に説明したのを今でもよく覚えています。
保険が適用になったので、掛け金以外は一切費用の負担は無かったのですが、もし3000円の保険に入るのをケチっていたら確か10万円弱の請求がきていてチーンとなっていたところです。
他には現地で買ったばかりのサングラスの置き引きにあい、サングラスを購入したクレジットカード会社の補償でお金が戻ってきた事もありました。もちろんこの場合も現地の交番で盗難届を出しました。
これに関しては家族旅行でハワイに行った時の話なのでけっこう最近の話です。
そこはビーチフロントに建つそこそこランクの高いホテルのロビーのソファだったので、だいぶ気が緩んでいたと思います。
そもそも置き引きされるような状況を作った甘ちゃんな私がいけないのですが、クレジットカード会社の補償のありがたみが身に染みる経験でした。
危険なスポット
のんびり穏やかな雰囲気のハワイですが、場所によっては危険な場所もあるのが事実です。
ここではオアフ島の主な危険スポットをご紹介します。
特段用がなければ避けるべきスポットなので、しっかりと把握しておきましょう。
夜のワイキキ周辺
先にもお伝えしましたが、観光客の多いワイキキでも夜になると危険度が一気に増します。
お金を持った観光客を狙った犯罪者も多いですし、酔っ払いや薬物中毒者も街中でたむろするようになり危険です。
陽が落ちてからの行動はなるべく避けるのが無難です。
もし行くならカラカウア通りのDFSからハイアットリージェンシー辺りまで。
もしくは滞在しているランクの高いホテル内のバーやラウンジは比較的安全なので夜にお酒を楽しみたい方は泊まるホテルも考えましょう。
ホテル自体のランクがあまり高くない場合やラウンジやバーが併設されていない場合は、昼間にお酒やおつまみを買っておいて、滞在している部屋のラナイで街の景色を見ながらハワイの風を浴びゆっくりお酒を飲むのもとても気持ちがいいのでオススメです。
日没後の公園
ワイキキ中心地からも歩いていけるカピオラニパークも、日中とはうってかわって日没後は危険地帯と化します。
個人的には気持ちがよくピクニックをしたりビーチも近くてとてもオススメな公園なのですが、それは昼間の話です。
特にコロナ禍以降、夜にはホームレスや薬物中毒者が増えるので絶対に行かないでください。
その他の公園も同じく平穏に見えても夜は危険なので近づかないように。
ダウンタウンエリア
チャイナタウンがあるダウンタウンは、ビジネス街として機能していて日中はさほど危険な雰囲気はないのですが、夜は一変します。
昼間は見かけないホームレスたちが夜になると続々と集まってくるのです。
現地のツアーガイドからも特に注意するように言われる場所です。
日中はチャイナタウンでお買い物をしたり美味しい中華を食べたりと楽しいですが、夕方までには切り上げて帰るようにしましょう。
ちなみにチャイナタウンでは勝手に街中や食事の写真を撮ると怒られる事があるようなので気をつけてください。
理由は分かりませんが文化の違いと思って素直にやめるようにしましょう。
カカアコ周辺
カカアコの公衆トイレで日本人夫婦が襲われた事件を書きましたが、カカアコは倉庫街でもともと治安のいい場所ではありません。
ここ何年かはウォールアートが有名になり何も考えずに行ってしまう観光客も増えましたが、それでもウォールアートがあるエリアは人影もまばらでどこも似たような雰囲気。
土地勘のない観光客はスマホ片手にウロウロ。
その分そんな人たちを狙った犯罪者も多く危険です。
ガイドツアーや現地の方と一緒に日中に行くのは良いかもしれませんが、個人で行くのには不向きな場所です。
ただし、SALTなどの施設は人も多く比較的安全なので行くのであれば《SALT》に。
朝であれば危険な雰囲気は全く感じられないカカアコのファーマーズマーケットもオススメです。
西海岸エリア
西海岸といえばアウラニのディズニーリゾートが有名ですが、その先のアリアは低所得者が多く車上荒らしなどの被害が多いためおすすめできません。
ガイドブックにもほとんど紹介されていない穴場的なエリアですが、逆に言えば紹介するほどの見どころがないのです。
特にリピーターの方は誰も行った事がない場所に行ってみたくなるものですが、あえて危険をおかしてまで行くことはないと思います。
もしそれでも行くのなら現地のツアーガイドの方と一緒に行きましょう。
まとめ
- ハワイの治安は決して良くない
- 防犯対策をする
- 金目のものはもたない
- 置き引きやスリ防止に荷物の管理をおこたらない
- 夜は1人で出歩かない
- 公衆トイレは使用しない
- レンタカーをする際の注意点(駐車する位置、荷物を置かない、借りる車種)
- 観光客相手の詐欺に気をつけよう(オウムおじさん、レイをかけてくる人)
- もしも変な人に出くわしたら(目を合わさない、存在を認知していないフリ、人気のある方に逃げる)
- 保険に入る
- 私の経験談
- ハワイの危険なスポット(夜のワイキキ、夜の公園、ダウンタウン、カカアコ周辺、西海岸)
基本的には日没後はどこへ行っても危険がついてきます。
夜に出歩くのはリスクが高いことを覚えておきましょう。
置き引きやスリ対策もしっかりと常に頭に入れておくことで防止できることをお伝えしました。
万が一に備えて保険に入ることも大事です。
今回はハワイの治安が良いとは言えないお話をしましたが、決して皆さんを怖がらせたいわけではありません。ハワイはそれを持ってしても余りある程いいところなのです。
自分自身が油断をせずに対策なり意識を持てばほとんどの事は防げますし、怖い思いをせずに帰路に着くことができます。
ハワイは他の国に比べて行きやすく過ごしやすい、とても魅力のある土地です。
ただ、あまりにもハワイは安全だと漠然とした感覚で思い込んでいる方が多いように思うので、今より少しでも防犯の意識を持ってハワイに行ってもらえたらなと思います。
日本人=意識のゆるいカモ
から、
日本人=ガードの固い知識人
と思われるように日本人全体の意識が変わって行けば、そのうち現地での日本人への犯罪が減るはずです。
楽しい楽しいハワイ旅行を最後まで楽しく終えられますように。
それでは、いってらっしゃい!
kyla
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