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☆①☆忘れられないビジネスクラスの旅☆・in L.A 旅立ち編

カイラです☆

皆さんはビジネスクラスに乗って旅行をした事がありますか?

今回は私がひょんな事から初めてビジネスクラスに乗って旅行した時のお話をしたいと思います。

10年以上前のお話。

姉が結婚をしたので子供が出来たらもうなかなか2人で旅行なんかには行けなくなるねと姉妹で行く最後の旅行を計画する事に。

その頃私も姉も20代半ば。もちろんビジネスクラスに乗るような余裕は無く、当たり前にエコノミークラスでチケットを取ろうと思っていました。

2人で行った初めての海外旅行はハワイだったので今度はもうちょっと足を伸ばしてアメリカ本土まで行ってみようとなり、行き先はL.Aとラスベガスとグランドキャニオンに決定。

色々と自由に動きたいからパッケージツアーはやめて飛行機のチケットとホテルは自分たちで手配する事にしました。

というより、プランを考えたり調べたりするのが大好きだった為、今回の旅行は全部私に任せてと姉に告げ、夜な夜なプランを練ったり調べたりしてました。

姉も姉で私の性格を分かっているので特に何も言ってこないという、妹の私に全幅の信頼を寄せてくれている様子。(イヤ丸投げ)

そんな時にお仕事で日頃からとてもお世話になっている社長とたまたましたおしゃべりの中で、今度姉妹で最後の旅行に行こうって計画してるんですよーってお話したところ、

『それはすごくいい事だ。2人で沢山素敵な思い出を作ってきなさい。その時の飛行機はエコノミーで行くんだね?是非その歳で一度ビジネスクラスに乗ってみてごらんなさい。どんな人たちがいてどんな待遇を受けるのか。そしてどんな気分かを味わっておいで。エコノミーとの差額は2人分共私がもってあげるから。』

と。。

ひょえーーー

普段から孫のように(娘のように?)可愛がってくれていた社長さん。とは言え、まさかの展開にビックリしまくりました。

ですがせっかくそんな風に言ってくれているのに断る理由が見つからず有り難くお言葉に甘えさせてもらう事に。

いやいや断る理由、考えたらいっぱいあるかもでしたが私も乗れるものならビジネスクラスに乗ってみたいしで えーー!いや、そんな、申し訳な、、いいんですか?? と白々しく答えるのでした。

その方曰く、人は環境で創られると。

日頃から本当によく言っていました。

平凡なお店の高いメニューを食べて満足するくらいなら、背伸びをした評判の良いお店に行って自分の払えるものでどれでもいいから食べてみて雰囲気を味わいなさい。

大したサービスの無い普通のホテルの最上階の見晴らしの良い部屋に泊まるよりも、4つ星5つ星の高級ホテルの1番安い部屋に泊まりなさい。必ずそのホテルにいる人たちの人種が全く違うしホテルマンのホスピタリティも全く違うから。

と。

昔のことわざで言う所の井の中の蛙になるなと言う事なのかもしれません。

確かに、自分をそういう状況に置くと周りの人たちの雰囲気に引っ張られて対応出来る自分であろうと努力をしなければと思うし、その時に出会う人たちは素敵な人たちが本当に多い。

そんな事を他人である私に身をもって教えようとしてくれる素敵な社長さんでした。

有り難く本当に差額分を支払って頂き、その後、興奮と感動の初ビジネスクラスを体験する事になるのです。

このビジネスクラス旅行、実は当日まで姉には内緒にしてました。

せっかくだからサプライズしてやろうともくろむ私。

そして待ちに待った旅行当日、離れた場所に住んでいる姉と成田空港で合流し見事なサプライズ…返しをくらう私。

『えーーー!!?? 本当に? ビジネスクラス?? ヤバ。 なんで?? そうなの?ほんとに? 嬉しーーー!!!  ねぇ、私もしかして妊娠したかも。』

『えーーーーーーーーー……  ! マジで?? 』

とこうなりました。

どうやら旅行の数日前から悪阻ツワリのような症状がうっすらと出ているのだけど検査薬で検査はしてないと。

きっと検査をして陽性ってなったらこの旅行を中止しろと言われるんじゃないかと懸念して検査をせずにうやむや状態で現れたみたいです。

まぁ、気持ちは分からないでも無い。いや。分かる。

だからこそ余計にビジネスクラスで行く事を喜んでくれました。悪阻で辛い体には横になれるの有り難いと(いや、ツワリってもう言ってるやん)。

今回のフライトですが、私もさすがにちょっと遠慮して他の航空会社より少し安めだったデルタ航空のビジネスクラスに搭乗する事に。少しといってももとがだいぶ高いので2人で10万以上は他の会社よりも安かった気がします。やはり日系のビジネスクラスは鳥肌経つ程高かった。

それでもビジネスクラスはビジネスクラス。最初の醍醐味はやっぱり空港のビジネスラウンジ。

ゴールドクレジットカードを持っているってだけの人が入れるようなラウンジとはまた全然違う、ビジネスクラスやファーストクラス、又はある一定の条件の資格を満たした人のみが使用出来るラウンジ。

入り口でビジネスクラスのチケットを見せて一歩中に入るとそれはもう富裕層色が満載でした。

とても広々とした場所にゆったりソファがずらっと並び、半個室みたいなソファ席もたくさんあり、パソコンでお仕事してる人やコーヒーをすすって新聞を読んでるおじさまやどうみてもセレブな家族などなどが思い思いに過ごしていました。

シャワー室もあるし小ちゃいエビアンのボトルが積み上げてあって軽食もある。もちろんコーヒーにジュースにお茶なども全てご自由にどうぞスタイル。

ゆっくりする場所なのですが2人でテンション上がっちゃって忙しかったです。

それでも日頃から慣れてますよ感を装いつつバレない程度にキャッキャする姉妹。絶対バレてる。

ええ、もちろんちゃっかりエビアンのボトルは持ち帰りました。

こんなに素晴らしいならもっと早い時間に来てもっとここで無駄に時間を過ごせば良かったなどと思ったくらい。

そしてあっという間にフライトの時間がせまり搭乗口へ行くのですが、皆さんご存知、飛行機に乗る順番も早いわけです。

お体の不自由な方や小さなお子様連れの方や妊婦さん(!ある意味ここでも行けた)などが一番最初に搭乗し、次いでファーストクラスの方、そしていよいよビジネスクラスの方。

はいきた。

私たちですよと言わんばかりにヴィクトリーロード(そう見えた)を歩きうやうやしくチケットを見せて飛行機に乗り込みました。

ビジネスクラスのシートに到着。窓側の2席が私たちの席。

なんて広いの。

通路まで広い。

足を投げ出しても前につかない。

優しそうなCAさんがまさかの名前を呼んで話しかけてくれる。ちゃんと日本語で。というより日本人のCAさんだし。

そして驚く事に私たちのすぐ前の席に座ったのはあの梅◯ア◯ナさんとお母様のクラ◯ディアさんでした。

うそん。

実はラウンジに行く前にお腹空いたねーとなって空港内にあるお店でお食事をしたのですが、その時にもお二人を見かけていたのです。

まさか同じ便に乗るとは。しかも目の前の席。

でもこのお二人ならクラスも行き先も、なるほどね〜と頷けました。

そんなプチサプライズもありつつ、ついに離陸したのです。

乗ってすぐに思った事は、ビジネスクラスの席数に対してCAさんの数が多い事。

エコノミークラスだと、膨大な人数を相手に数人のCAさんが常に忙しそうに行ったり来たりしてますよね。

そこで何かしてほしいとちょっと呼び止めると外国の航空会社のCAさんだったりすると不機嫌そうな顔されたり面倒だなって態度をされたりもする。

たまにとても愛想の良いCAさんに出会ってルン♪ってなってもそのCAさんが横を通る事が二度と無い(←大げさ)とかで。

でも、ビジネスクラスのCAさんは違う。

そもそもさっき言ったように人数が多いから見落とされる事無く色々と対応してくれる上に愛想がとても良いのでこっちまでニコニコしてしまう。

きっと私たちが何らかの得体の知れない理由で小娘にも関わらず初めてビジネスクラスに乗っていると察知してくれていたのだと思うが、シートの使い方や食事の事などなど分かりやす〜く説明してくれました。

ビジネスクラスでこれなら、ファーストクラスのCAさんなんかは添い寝してくれるんじゃないかってくらい違いを感じました。

そして、ANAやJALのCAさんもきっと本当に素晴らしいんだろうなと思います。

CAさん業界の中でもやはり人気国際路線のビジネスクラスやファーストクラスのCAさんは格が違うようです。

そりゃ、素敵なセレブ紳士も綺麗なCAさんにあんな対応されたら電話番号の一つも渡したくなっちゃうだろうな〜と思わずにはいられなかったです。

離陸してから1時間程で食事になるのですが、この食事もエコノミークラスとの大きな違いの一つ。

選べる種類こそ2種類で変わらないのですが、食器はちゃんとした陶器や漆器のものだしお食事自体もコースのようになっていてとても美味しかったのを覚えています。

メニューがちゃんとしたレストランのようで、詳しく内容が書かれていたので選びやすかったです。

そして美味しくお食事を済まして、それぞれが思い思いに過ごす時間がスタートしました。

ここで これぞビジネスクラス な特典、シートがフルフラットになるが発令されるわけです。

飛行機の中で足を完全に伸ばせる快感ったらないです。普段当たり前にしている事でも上空はるか1万メートルの機内でそれが出来ることへの感謝が沸き上がりました。

社長万歳。

社長、今、私は噛み締めていますよ!と、心の中で叫ばずにはいられませんでした。

姉は悪阻で時折小さくおぇっぷとなっていたので横になって過ごせる事が有り難かったに違いありません。

私も途中寝たり足だけ投げ出して座って映画を観たり3時間に1度くらいで運ばれてくる軽食やスイーツなどを食べたりと経験出来そうな事は一通り経験し、また眠りにつくのでした。

最後の食事が終わって(ちゃんとした食事は2回でしたが、軽食やおやつなどの回数も多く何だかずっと食べているような気分でした。)しばらく経った頃、いよいよLAX(ロスの空港)に着陸となりました。

もちろん着陸してからもビジネスクラスの特典は続きます。

まず機体から降りる順番が早い。

ファーストクラスなんて数えるくらいしか席も無くてあっという間に降りていってしまうのでビジネスクラスもすぐに降りられます。

早く降りても入国審査で並んだり預け入れしている荷物が出てくるのが遅かったりしたらあまり意味が無いんですが、そこはちゃんとうまく出来ていて、審査ももちろん混み合う前に行けてすぐに通過できるし荷物も優先的に出てきます。

税関もスイーっと抜けて、ノンストレスで入国出来てしまいました。

間違いなく今までで一番快適な空の旅。

ちゃんと眠れてるから体にも疲労感はなく、すぐに行動しても全然苦じゃありませんでした。

途中、L.A⇄ラスベガスは国内線に乗って行くのですが、それは小さな機材なので特にビジネスクラスとかは無く普通に全員エコノミーなのですが1時間程度で着いてしまうので全然へっちゃら。

その後L.Aから帰国する便でまたビジネスクラスを利用出来るので帰りもかなり楽しみでした。

ではでは次回、L.A滞在編を書こうと思います。

kyla

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